栃木県民医連 医学部奨学生が “つながるカフェ★カムカム くらしを守るまちの保健室”でクリスマス会にボランティア参加
2024年12月20日、栃木県宇都宮市にある“つながるカフェ★カムカム くらしを守るまちの保健室”で、地域の子どもたちと住民を対象にしたクリスマス会が開催されました。このイベントには、栃木県民医連の医学部奨学生もボランティアとして参加し、地域交流と支援活動を行いました。
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つながるカフェ★カムカム くらしを守るまちの保健室
”の紹介
“つながるカフェ★カムカム くらしを守るまちの保健室”は、2022年10月に栃木県宇都宮市の生協ふたば診療所と他の社会福祉法人が共同で立ち上げた地域支援の場です。診療所で出会う患者の中には、“地域とのつながりがない”や“孤立している”といった問題を抱える方が多くいます。さらに、複雑な家庭環境で育つ子どもや生活困窮者など、いわゆる“気になる患者さん”に対応する必要性が高まっています。
“まちの保健室”は、そういった人々が気軽に立ち寄り、相談ができる温かい居場所として設立されました。地域のつながりを大切にしながら、多くの住民に支えられた活動を行っています。
クリスマス会の様子
今年のクリスマス会には、地域の子どもたち23名が参加しました。イベントは、みんなでケーキを食べた後、大人気のじゃんけん大会でプレゼントを配るなど、大盛況でした。子どもたちの笑顔があふれる温かいひとときとなり、参加者全員が楽しい時間を過ごしました。
医学部奨学生 ボランティア参加後の感想
医学部奨学生のコメント
- Q: なぜ今回参加することにしたのですか?
- A: 前回の参加がとても楽しかったため、再び参加したいと思いました。忙しい学業の合間に活動を再開できたことが嬉しいです。
- Q: ボランティアとしての感覚はどうですか?
- A: ボランティアというよりも、むしろ温かい遊び場に来ているような感覚です。子どもたちとの交流は楽しく、心が温まりました。
- Q: 子どもたちとの交流はどうでしたか?
- A: 折り紙を通じて仲良くなれたことが印象的でした。言葉少なな女の子が見せる表情がとても可愛らしく、心が通じ合った気がしました。
“つながるカフェ★カムカム くらしを守るまちの保健室”は、これからも地域の課題解決と住民のつながりを大切にしながら活動を続けていきます。今回のイベントに参加した医学部奨学生たちのように、未来の医療従事者が地域に根ざした活動を通じて成長する場としても、さらに発展が期待されます。