若手医師たちの近況報告 〜オンライン交流会の様子〜

かつて医学生時代に栃木民医連で共に学んだ医師たちが、久しぶりにオンラインで集まり、お互いの近況を報告しました。現在、それぞれの勤務先は異なる地域にありますが、同じ志を持つ仲間として、初期研修の振り返りや今後の進路について語り合いました。今回の交流会には、2年目の医師2名、5年目の医師1名、そして医師担当事務が参加しました。

初期研修の2年間を振り返って

初期研修の2年間を振り返り、経験したことや成長を感じた場面について共有しました。2年目の医師は、「ようやく業務に慣れてきたが、まだまだ学ぶことが多い」と語り、日々の診療での気づきや課題を率直に話しあいました。初期研修の中で、患者さんとの信頼関係の築き方や診療の流れを学びながら、少しずつ自信をつけてきたことが感じられました。

また、研修中に直面した困難や学びについても話題となり、「先輩医師の指導が心強かった」といったエピソードが共有されました。特に、研修医としての責任の重さを実感する場面が多くあり、患者さんの治療に直接関わる機会を通じて、医療の奥深さを改めて感じたという声もありました。

さらに、初めての救急対応や緊急手術の補助を経験し、瞬時の判断が求められる場面でのプレッシャーの大きさについても話が及びました。「患者さんの状態が急変したときの対応が最も大変だった」「先輩医師のサポートがあって乗り越えられた」といった経験談が共有され、互いに共感し合う場面も多くありました。

医療現場で感じたこと

それぞれの医療現場では異なる課題があることも話題になりました。地方の医療機関では「慢性的な人手不足が課題」「患者さん一人ひとりとじっくり向き合える環境がある」といった特徴がある一方で、大都市の病院では「症例数が多く、忙しいが学びの機会が豊富」「専門医との距離が近く、刺激を受けやすい」といった違いがあることが語られました。

また、コロナ禍での診療経験についても言及され、「感染症対応が大変だった」「オンライン診療の必要性を感じた」など、研修医として直面した医療の変化についての意見交換が行われました。

これからの進路について

それぞれが今後のキャリアについても話し合いました。2年目の医師は、「いろいろな診療科を経験して、自分に合った分野を見つけたい」と意欲を見せ、現在は糖尿病内科や外科への興味を持っていることを語りました。5年目の医師は、「地域医療に携わりながら、さらに専門性を高めることを考えている」と述べ、今後の目標を明確にしていました。

また、産婦人科や消化器外科を目指す医師もおり、「手技の面白さや患者さんとの関わりが魅力」「専門医取得を目指して頑張りたい」と、それぞれの思いを語り合いました。中には、地域医療の充実を目指して、勤務先を調整しながら複数の病院で研修を積む予定の医師もいました。

さらに、ワークライフバランスについても話題に上がりました。「専門医取得を優先するためにハードな研修を選んだ」「家庭との両立を考えて働き方を調整している」といった意見が交わされ、医師としてのキャリアをどう築いていくかについて、それぞれの考えを共有しました。

オンライン交流の意義

日々の業務に追われる中で、こうした機会にかつての仲間と話すことで、励まし合い、学び合うことができました。「研修が忙しくても、こうやって話すと気持ちが楽になる」「それぞれの悩みや課題を共有できて心強い」といった声もあり、定期的な交流の大切さを改めて感じる場となりました。

また、研修終了後の進路についても、経験を共有し合うことで選択肢の幅が広がるといった意見もありました。医療の現場は厳しい環境ですが、「何とかなるさ」「無理せず、時には休むことも大切」といった前向きなメッセージが交わされ、温かい雰囲気の中で交流が行われました。

最後に、「今後も定期的にオンラインで集まりたい」「お互いの成長を確認し合える場を持ちたい」といった意見が出され、次回の再会を楽しみにする声が多く聞かれました。

今後もこうした機会を持ちながら、医師同士のつながりを深め、地域医療に貢献していくことが期待されます。


Q&A 〜交流会で語られた疑問と回答〜

Q1: 初期研修で最も大変だったことは?
A1: 「患者さんの急変対応が最も大変だった。適切な判断を求められる場面で、先輩医師のサポートが非常に心強かった。」

Q2: 各医師が選んだ診療科の決め手は?
A2: 「自分の興味や経験に基づいて選んだ。あわせて、患者さんに必要とされている科を選んだ。」

Q3: 研修後のキャリア設計はどう考えている?
A3: 「民医連の理念を大切にしながら、地域医療の充実に貢献したいという思いが強くあります。自分に合った働き方を模索しつつも、専門性の向上にも取り組んでいこうと考えています。」

Q4: 仕事とプライベートのバランスは取れている?
A4: 「忙しいながらも、家庭や趣味とも両立できるよう、ワークライフバランスも大切だと考えています。」