第13回日本プライマリ・ケア連合学会 関東甲信越ブロック地方会が、2024年12月1日(日)に栃木県宇都宮市のライトキューブ宇都宮で開催され医学生2名と参加してきました。宇都宮協立診療所・生協ふたば診療所・レインボー薬局の職員 医師・薬剤師・看護師・理学療法士・ソーシャルワーカー・事務など多職種も参加し参加型のセッションでも大いに会を盛り上げました。
今回のテーマは「仲間と創るジャムセッション〜VUCA時代のプライマリ・ケアを考える〜」であり、変動性(Volatility)、不確実性(Uncertainty)、複雑性(Complexity)、曖昧性(Ambiguity)という予測困難な時代におけるプライマリ・ケアの在り方を、多職種が協力し合いながら模索することを目的としていました。
初めて参加した医学生の感想
「今回初めて学会に参加しました。SDH入門講座では学生だけでなく様々な職種の方と意見交換でき、新たな視点を知ることができました。また、各セッションやポスター発表は、どれも興味深いものばかりで、貴重な学びとなりました。また参加したいと思います。」
「VUCAの講義ではどんな病気にも完全な診断が必ずあるわけではなく、わからないことを許容することも大切なこと、あわせてその診断には時間をかけることが大切だと学びました。また、根拠だけでなく、患者さんの意向など他の要素も重要だと気づくことが出来ました。グループディスカッションにも参加しました。以前は自分の意見がまとまらず発言出来ないことが多かったのですが、最近は自分なりの意見を持ち、筋道立てて話せるようになってきました。大学外での学習にも積極的に参加することで視野が広がり、自分の意見を言えるようになってきました。これまでにない経験をすることで、少しずつ成長していると感じています。また次回の学会にもぜひ参加したいです。」